23PM025|第23回 言語聴覚士国家試験 過去問
誤っている組合せはどれか。
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
試行錯誤は反応を繰り返し成功した反応を選択する学習である。物の通常用途に縛られる機能的固着は洞察を妨げる要因で、組合せが誤る。
解説
概念達成では事例を分類する規則について仮説を立て、検証と修正を行う。洞察は問題場面の要素間関係が再編成され、解決が突然見通せる過程である。試行錯誤はThorndikeの問題箱に代表され、複数の行動を試し、効果のあった反応が強められる。機能的固着は対象を既知の用途でしか捉えられず新しい使用法を見いだせない認知的制約である。ヒューリスティックは経験則を用いる簡便な推論、類推は既知問題の関係構造を新しい問題へ写像する方法である。
選択肢の確認
1.「概念達成 ――― 仮説の設定」:概念達成では分類規則について仮説を設定し、肯定例・否定例に照らして検証する。
2.「洞察 ――― 状況の再編成」:洞察は問題要素の関係を再編成することで、解決法が急に理解される過程である。
3.「試行錯誤 ――― 機能の固着」:試行錯誤は反応を順に試して成功反応を学ぶ方法で、機能の固着との対応は誤りである。
4.「発見的推論 ――― 経験則の使用」:発見的推論は厳密なアルゴリズムでなく、経験則を使って効率よく判断する。
5.「類推 ――― 既知の解法の適用」:類推では既知の問題と現在の問題の構造的類似性を利用し、既知の解法を適用する。
覚えるポイント
試行錯誤=反応を試して選ぶ。洞察=場の再編成。機能的固着=既知用途へのこだわりで洞察を妨げる。