24AM049第24回 言語聴覚士国家試験 過去問

社会福祉

生活保護法の説明として正しいのはどれか。 a.医療券は保健所で発行する。 b.生活保護の給付を受けた場合は施設入所できない。 c.複数の扶助を受けることはできない。 d.最低生活費の不足分が給付される。 e.民生委員は福祉事務所の事務に協力する。

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

生活保護は、世帯の最低生活費と収入・資産等を比較し、不足分を扶助する補足性の制度である。命題dとeが正しく、その組合せ5が正答となる。

解説

保護の要否と程度は、厚生労働大臣が定める基準による最低生活費から、その世帯が得られる収入を差し引いて判断し、不足分が給付される。必要に応じて生活扶助、住宅扶助、教育扶助、医療扶助、介護扶助など複数の扶助を併用でき、施設入所者も要件を満たせば保護の対象となる。医療扶助で指定医療機関を受診する際の医療券は、保護の実施機関である福祉事務所等の手続によるもので、保健所が発行主体という説明は誤りである。民生委員は地域の相談援助を担い、福祉事務所など保護の実施機関の事務に協力する。

選択肢の確認

1.「a 医療券は保健所、b 施設入所不可」:誤り。医療券は福祉事務所等が扱い、施設入所と保護は両立し得る。
2.「aとe」:誤り。民生委員の協力は正しいが、医療券を保健所発行とするaが誤りである。
3.「bとc」:誤り。施設入所者も対象となり得て、必要なら複数扶助の併給もできる。
4.「cとd」:誤り。不足分給付のdは正しいが、複数扶助を受けられないとするcが誤りである。
5.「dとe」:正しい。最低生活費との差額を補い、民生委員は実施機関の事務に協力する。

覚えるポイント

生活保護は「最低生活費-収入=保護費」という不足分補填が基本。八つの扶助は必要に応じて組み合わせ、窓口は福祉事務所と整理する。

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