25AM026第25回 言語聴覚士国家試験 過去問

学習心理学

ステレオタイプに基づく行動はどれか

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正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

ステレオタイプは、ある社会的カテゴリーに属する人々へ一括して特性を結び付ける認知的枠組みです。職業というカテゴリーだけから相手の性格を判断する選択肢1が該当します。

解説

人は限られた情報から他者を素早く理解するため、年齢、性別、職業、出身集団などのカテゴリーへ典型的特徴を結び付けることがあります。これがステレオタイプで、個人差を確認せず「この職業の人だからこの性格だ」と推論すると偏見や不公正な判断につながります。自分と態度が似た人を好むのは類似性-魅力効果です。集団の判断へ合わせるのは同調行動で、集団規範や情報的影響が関与します。直前に活性化した概念と関連概念が想起されやすくなるのは意味的プライミングです。過去に成功した解法を別問題へ硬直的に適用するのは構え、機能的固着などの問題解決上の固定化です。それぞれ、対象が他者カテゴリー、対人好意、集団圧力、記憶活性化、解法の転用のどれかを見ます。

選択肢の確認

1.「職業から性格を判断」はカテゴリーへ固定的特性を当てはめるため、ステレオタイプに基づく行動で正しいです。
2.「態度が似た他者を好む」は類似性による対人魅力であり、ステレオタイプではありません。
3.「所属集団と同じ判断をする」は同調で、集団規範への追随を示します。
4.「直前内容と意味的関連内容を想起」は意味的プライミングで、記憶ネットワークの活性化です。
5.「成功した方法を別問題へ機械適用」は構えによる問題解決の硬直で、人物カテゴリー判断ではありません。

覚えるポイント

ステレオタイプは「集団カテゴリー→個人特性」の一括推論です。類似性効果、同調、プライミング、構えとは行動を生む機序が異なります。

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