25PM016第25回 言語聴覚士国家試験 過去問

臨床歯科医学/口腔外科学

治療で抗真菌薬を用いるのはどれか

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正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

口腔カンジダ症はCandida属真菌の増殖による感染症であり、局所または全身性の抗真菌薬を用いる。ほかの肢は腫瘍性・免疫炎症性・ウイルス性病変である。

解説

口腔カンジダ症では、こすると剝がれる白苔、発赤、疼痛、味覚異常等を呈し、義歯、抗菌薬、吸入ステロイド、口腔乾燥、糖尿病、免疫低下が誘因となる。口腔衛生・義歯管理とともにアゾール系等の抗真菌薬を適応に応じて使う。白板症は擦っても除去できない白色病変で前癌病変を含み、生検・経過観察・切除を検討する。扁平苔癬と類天疱瘡は免疫介在性で副腎皮質ステロイド等が中心となる。ヘルパンギーナはエンテロウイルスによる急性疾患で、基本は対症療法である。

選択肢の確認

1.「口腔カンジダ症」:正しい。真菌感染なので抗真菌薬が原因治療となる。
2.「舌白板症」:誤り。角化性白色病変として悪性化評価・生検等を行い、抗真菌薬疾患ではない。
3.「扁平苔癬」:誤り。慢性炎症・免疫異常が背景で、局所ステロイド等を用いる。
4.「類天疱瘡」:誤り。自己免疫性水疱症で、免疫抑制治療が中心である。
5.「ヘルパンギーナ」:誤り。ウイルス感染で、脱水予防・解熱等の支持療法を行う。

覚えるポイント

白苔が拭えるカンジダ=抗真菌薬、拭えない白板症=腫瘍性評価。免疫性粘膜疾患とウイルス性口内病変も分ける。

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