第25回・2023年

25PM017|第25回 言語聴覚士国家試験 過去問

顎関節円板および下顎頭内面に停止する筋はどれか

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正解5

正答

(5)

この問題のポイント

外側翼突筋は顎関節に直接関与し、上頭が関節円板・関節包へ、下頭が下顎頭頸部の翼突筋窩へ停止する。選択肢5が該当する。

解説

外側翼突筋は蝶形骨から前後方向に走り、両側収縮で下顎頭・関節円板を前方へ移動させて開口・前方運動、片側収縮で対側への側方運動に関与する。円板と下顎頭の協調した滑走を支える点が特徴である。顎二腹筋は舌骨と下顎を結び開口・舌骨挙上、頬筋は頬を歯列へ押し付け食塊保持、眼輪筋は眼瞼閉鎖、側頭筋は筋突起・下顎枝へ付着して下顎挙上・後退を担う。顎関節円板へ停止するかどうかで選ぶ。

選択肢の確認

1.「顎二腹筋」:誤り。下顎骨と舌骨へ付着し、顎関節円板には停止しない。
2.「頬筋」:誤り。口輪周囲・翼突下顎縫線等から口角へ走り、頬壁を作る。
3.「眼輪筋」:誤り。眼裂周囲の表情筋で、顎関節と無関係である。
4.「側頭筋」:誤り。下顎骨筋突起へ停止し、円板には付着しない。
5.「外側翼突筋」:正しい。顎関節円板・包と下顎頭頸部へ停止し、前方滑走を担う。

覚えるポイント

外側翼突筋=唯一、顎関節円板へ直接付着する咀嚼筋。側頭筋は筋突起、内側翼突筋・咬筋は下顎角周辺と対比する。

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