26PM026第26回 言語聴覚士国家試験 過去問

認知心理学

社会的促進はどれか。

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

他者がいることで、十分に習熟した課題や単純な課題の遂行がよくなる現象が社会的促進です。選択肢4はその定義を直接述べています。

解説

社会的促進では、観察者や共同作業者の存在によって覚醒水準が上がり、優勢反応が出やすくなります。そのため、慣れた単純課題では正確さや速度が向上しやすい一方、未習熟で複雑な課題ではかえって成績が低下する社会的抑制も起こり得ます。これは他者の行動そのものを手本にする観察学習とは異なります。また、多数派へ判断を合わせる同調、好意を返したくなる好意の返報性、集団カテゴリーから個人を推測するステレオタイプとも区別します。設問は「他者と共に行動すること」が個人課題の成績を高めるという、存在効果を問うています。

選択肢の確認

1.「他者の行動を観察して学習する」はモデリング、すなわち観察学習であり×です。
2.「多数の他者と同じ判断をする」は集団規範への同調であり×です。
3.「自分を好意的に評価する他者に魅力を感じる」は好意の返報性であり×です。
4.「他者と共に行動すると個人課題の成績が上がる」は社会的促進の説明なので○です。
5.「所属集団の特徴から他者の印象を作る」はステレオタイプ化であり×です。

覚えるポイント

他者の存在で優勢反応が強まるのが社会的促進です。習熟課題では促進、難しい未習熟課題では抑制になり得る点まで覚えます。

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