Y2022M10Q39|2022年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
次のA からD の放射線影響について、その発症にしきい線量が存在するものの全ての組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A 白内障 B 永久不妊 C 胚死亡 D 遺伝的影響
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正解: 1
正答
(1)
この問題のポイント
白内障、永久不妊、着床前期の胚死亡はいずれもしきい線量を持つ組織反応です。遺伝的影響は確率的影響に分類され、放射線防護上しきい値なしと仮定します。
解説
条件を満たす記述は「A,B,C」です。
A:正しい。白内障は水晶体上皮障害を起点とする組織反応で、発症にしきい線量があります。組織反応にはしきい線量があり、超過後は発生率と重篤度が線量とともに増します。
B:正しい。永久不妊は生殖腺の細胞集団が一定以上失われて生じる組織反応で、しきい線量があります。
C:正しい。胚死亡は着床前期にみられる全か無かの組織反応で、発生にしきい線量があります。
D:誤り。遺伝的影響は確率的影響に分類され、放射線防護ではしきい値なしと仮定するため対象外です。
選択肢の確認
1.A,B,C
○ 判定:正答(記述は正しい)。A白内障、B永久不妊、C胚死亡はいずれもしきい線量をもつ影響です。
2.A,B,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。D遺伝的影響を含むため、しきい線量があるものだけの組合せではありません。
3.A,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。AとCは該当しますが、しきい線量のあるBが抜けています。
4.B,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Bは該当しますが、Dを含み、AとCも欠いています。
5.C,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Cは該当しますが、Dを含み、AとBも欠いています。
覚えるポイント
胚死亡は着床前期の全か無か反応で、確率的な遺伝影響とは別です。しきい値の有無は発症時期ではなく、組織反応か確率的影響かで判別します。