Y2024M04Q40|2024年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
次のA からD の放射線影響について、その発症にしきい線量が存在するものの全ての組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A 白血球減少 B 永久不妊 C 甲状腺がん D 脱毛
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正解: 1
正答
(1)
この問題のポイント
骨髄の造血細胞障害による白血球減少、生殖細胞喪失による永久不妊、毛母細胞障害による脱毛は組織反応です。甲状腺がんだけは確率的影響に分類されます。
解説
条件を満たす記述は「A,B,D」です。
A:正しい。白血球減少は骨髄の造血幹・前駆細胞が一定量以上障害されて生じる組織反応で、発症にしきい線量があります。
B:正しい。永久不妊は生殖細胞集団が回復できない程度に失われる組織反応で、性別に応じたしきい線量があります。
C:誤り。甲状腺がんは確率的影響に分類され、放射線防護では発症しきい値がないと仮定するため対象外です。
D:正しい。脱毛は毛母細胞が一定数以上損傷されて生じる皮膚組織反応です。確率的影響ではなく、一時脱毛・永久脱毛ともしきい線量があります。
選択肢の確認
1.A,B,D
○ 判定:正答(記述は正しい)。Aは正しい記述です。白血球減少は骨髄の造血幹・前駆細胞が一定量以上障害されて生じる組織反応で、発症にしきい線量があります。 Bは正しい記述です。永久不妊は生殖細胞集団が回復できない程度に失われる組織反応で、性別に応じたしきい線量があります。 Dは正しい記述です。脱毛は毛母細胞が一定数以上損傷されて生じる皮膚組織反応です。確率的影響ではなく、一時脱毛・永久脱毛ともしきい線量があります。
2.A,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Cは組合せに入れられません。甲状腺がんは確率的影響に分類され、放射線防護では発症しきい値がないと仮定するため対象外です。 Bは組合せに必要です。永久不妊は生殖細胞集団が回復できない程度に失われる組織反応で、性別に応じたしきい線量があります。 Dは組合せに必要です。脱毛は毛母細胞が一定数以上損傷されて生じる皮膚組織反応です。確率的影響ではなく、一時脱毛・永久脱毛ともしきい線量があります。
3.A,C,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Cは組合せに入れられません。甲状腺がんは確率的影響に分類され、放射線防護では発症しきい値がないと仮定するため対象外です。 Bは組合せに必要です。永久不妊は生殖細胞集団が回復できない程度に失われる組織反応で、性別に応じたしきい線量があります。
4.B,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Cは組合せに入れられません。甲状腺がんは確率的影響に分類され、放射線防護では発症しきい値がないと仮定するため対象外です。 Aは組合せに必要です。白血球減少は骨髄の造血幹・前駆細胞が一定量以上障害されて生じる組織反応で、発症にしきい線量があります。 Dは組合せに必要です。脱毛は毛母細胞が一定数以上損傷されて生じる皮膚組織反応です。確率的影響ではなく、一時脱毛・永久脱毛ともしきい線量があります。
5.B,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに必要です。白血球減少は骨髄の造血幹・前駆細胞が一定量以上障害されて生じる組織反応で、発症にしきい線量があります。
覚えるポイント
組織反応は多数の機能細胞が損傷して発症するためしきい線量を持ち、超過後は重篤度も増します。発がんでは放射線防護上、線量に応じて発生確率が増えると扱います。