32PM141|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論筋・関節・局所治療膝関節・大腿直筋・顎関節・後骨間神経・三叉神経・奇穴
後骨間神経麻痺で生じるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、後骨間神経麻痺で障害される筋と手の変形を判断します。
後骨間神経は橈骨神経の深枝で、主に前腕伸筋群を支配します。障害されると手指伸展が困難になります。
解説
後骨間神経麻痺では、総指伸筋などの伸筋群が障害され、手指の伸展ができなくなります。その結果、下垂指がみられます。
後骨間神経は主に運動神経であり、感覚障害は目立ちにくいことも特徴です。橈骨神経本幹の障害では下垂手が問題になりますが、後骨間神経麻痺では手関節伸展が比較的保たれ、手指伸展障害が中心になります。
猿手は正中神経麻痺、鷲手は尺骨神経麻痺でみられます。尺側偏位は関節リウマチなどで考えます。
ひっかけポイント
後骨間神経麻痺では下垂手ではなく、手指が伸ばせない下垂指を考えます。
選択肢の確認
1.猿手
誤り。
猿手は正中神経麻痺で母指球筋が萎縮し、母指対立が障害されることでみられます。後骨間神経麻痺ではありません。
2.鷲手
誤り。
鷲手は尺骨神経麻痺で手内在筋が障害され、環指・小指の鉤爪変形が目立つ所見です。後骨間神経麻痺ではありません。
3.下垂指
正しい。
後骨間神経麻痺では手指伸筋群が障害され、手指を伸ばせなくなります。下垂指が生じます。
4.尺側偏位
誤り。
尺側偏位は関節リウマチによるMP関節変形などでみられます。後骨間神経麻痺の代表所見ではありません。
覚えるポイント
- 後骨間神経は橈骨神経の深枝です。
- 後骨間神経は主に前腕伸筋群を支配します。
- 後骨間神経麻痺では下垂指がみられます。
- 猿手は正中神経麻痺、鷲手は尺骨神経麻痺で考えます。