9AM58第9回 公認心理師国家試験 過去問

発達心理学-08 加齢・フレイル・サルコペニア

自立した生活を送るために必要な活動〈ADL〉のうち、手段的日常生活動作〈IADL〉に該当する項目を 2 つ選べ。

2つ選択
解答・解説を見る

正解: 1・5

正答

1、5

この問題のポイント

この問題では、ADLIADLの違いが問われています。

ADL は基本的な日常生活動作、IADL はより複雑で自立した生活を送るために必要な手段的日常生活動作です。

解説

ADLは、Activities of Daily Living の略で、日常生活を送るための基本的な動作を指します。食事、排泄、入浴、更衣、移動などが代表例です。

IADLは、Instrumental Activities of Daily Living の略で、基本的な身の回りの動作よりも複雑な生活行為を指します。買い物、調理、洗濯、掃除、金銭管理、服薬管理、交通機関の利用、電話の使用などが含まれます。

本問では、選択肢の中で IADL に該当するものは、洗濯と食事の準備です。

ひっかけポイント
入浴、着脱衣、階段昇降は身体的な基本動作に近く、ADL として整理されます。洗濯や調理は、生活を維持するための複雑な活動なので IADL です。

高齢者支援やリハビリテーション、障害者支援では、ADL と IADL の評価を通して、本人がどの程度自立して生活できるか、どの支援が必要かを考えます。

選択肢の確認

1.洗濯
判定:正しい。
洗濯は、衣類を管理し生活を維持するための複雑な生活行為です。手段的日常生活動作〈IADL〉に該当します。本問の正答の1つです。

2.入浴
判定:誤り。
入浴は、清潔を保つための基本的な日常生活動作です。IADL ではなく、ADL に含まれる項目です。

3.着脱衣
判定:誤り。
着脱衣は、衣服を着たり脱いだりする基本的な日常生活動作です。IADL ではなく、ADL に含まれます。

4.階段昇降
判定:誤り。
階段昇降は、移動に関する基本的な身体動作として ADL に近い項目です。IADL に該当するものとしては、洗濯や食事の準備が適切です。

5.食事の準備
判定:正しい。
食事の準備は、献立を考える、調理する、必要な道具を使うなど複数の能力を要する生活行為です。手段的日常生活動作〈IADL〉に該当します。本問の正答の1つです。

覚えるポイント

  • ADLは、食事、排泄、入浴、更衣、移動などの基本的動作です。
  • IADLは、洗濯、調理、買い物、金銭管理、服薬管理などの複雑な生活行為です。
  • 本問では、洗濯と食事の準備が IADL です。
  • 高齢者支援やリハビリテーションでは、ADL と IADL の両方を評価します。

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