9AM45|第9回 公認心理師国家試験 過去問
児童の権利に関する条約〈子どもの権利条約〉における 4 つの一般原則に該当しないものを 1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、児童の権利に関する条約、いわゆる子どもの権利条約の4つの一般原則が問われています。
「該当しないもの」を選ぶ問題である点に注意します。
解説
子どもの権利条約では、子どもを保護の対象としてだけでなく、権利の主体として捉えます。
4つの一般原則は、次の内容です。
- 差別の禁止
- 子どもの最善の利益
- 生命、生存及び発達に対する権利
- 子どもの意見の尊重
本問の選択肢2「休み、遊ぶ権利」は、子どもの権利条約に含まれる大切な権利ですが、4つの一般原則そのものではありません。したがって「該当しないもの」として正答になります。
ひっかけポイント
「休み、遊ぶ権利」は条約上の権利として重要です。ただし、4つの一般原則に含まれるかを問われているため、正答は2です。
公認心理師が子どもに関わる際は、子どもの安全、発達、意見表明、最善の利益を尊重し、保護者や学校、福祉機関と連携しながら支援する必要があります。
選択肢の確認
1.差別の禁止
判定:該当する。
差別の禁止は、子どもの権利条約における4つの一般原則の1つです。人種、性別、障害、家庭状況などによって不利益を受けないことが重要です。
2.休み、遊ぶ権利
判定:正答。該当しない。
休み、遊ぶ権利は、子どもの権利条約に含まれる重要な権利です。しかし、4つの一般原則には含まれません。この問題では「一般原則に該当しないもの」を選ぶため、選択肢2が正答です。
3.子どもの意見の尊重
判定:該当する。
子どもの意見の尊重は、4つの一般原則の1つです。子どもに関わる事柄では、年齢や発達段階に応じて子どもの意見を聴き、尊重することが求められます。
4.子どもの最善の利益
判定:該当する。
子どもの最善の利益は、4つの一般原則の1つです。子どもに関わる判断では、子どもにとって何が最も利益になるかを優先的に考えます。
5.生命、生存及び発達に対する権利
判定:該当する。
生命、生存及び発達に対する権利は、4つの一般原則の1つです。子どもが生き、成長し、発達する権利を保障する視点です。
覚えるポイント
- 子どもの権利条約の4つの一般原則は、差別の禁止、最善の利益、生命・生存・発達、意見の尊重です。
- 「休み、遊ぶ権利」は重要な権利ですが、4つの一般原則ではありません。
- この問題では「該当しないもの」を選ぶため、選択肢2が正答です。
- 子ども支援では、保護だけでなく、子どもを権利の主体として尊重します。