35AM35|第35回 臨床工学技士国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第35回

シリンジポンプについて正しいのはどれか。 a.自然滴下方式である。 b.気泡混入検出機能がある。 c.薬剤の精密注入に用いる。 d.サイフォニング現象が起こる。 e.大量輸液を行う際に有用である。

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正解: 4

正答

4

公式正答は 4 です。正答内容は c、d です。

この問題のポイント

シリンジポンプはモータでシリンジのプランジャを一定速度で押す能動送液装置です。少量薬剤を精密に注入できますが、取付けや高低差などによってサイフォニングが起こり得ます。

解説

各記述は、a自然滴下方式:×、b気泡混入検出機能:×、c薬剤の精密注入:○、dサイフォニング現象:○、e大量輸液:×です。シリンジポンプは自然落差に任せず、駆動機構がプランジャを押して送液します。少量・高力価薬剤を低流量で精密に投与する用途に適します。

シリンジの装着不良、プランジャと押し子の固定不良、患者との高低差などがあると、ポンプ制御外のサイフォニングによる意図しない流れが生じ得ます。一般的なシリンジポンプの標準的な安全監視は閉塞などであり、気泡検出を本方式の一律の基本機能とはしません。

各肢の最終判定は、a:誤り、b:誤り、c:正しい、d:正しい、e:誤りです。

選択肢の確認

選択肢1:a、b

正答ではありません。 aの自然滴下は誤りで、シリンジポンプはプランジャを機械駆動します。bも本方式に一律に備わる基本機能ではありません。

選択肢2:a、e

正答ではありません。 aは能動送液であるため誤りです。eも、シリンジ容量と流量に制約があり、大量輸液の主用途ではありません。

選択肢3:b、c

正答ではありません。 cは正しいですが、bの気泡検出をシリンジポンプの標準的一律機能とする記述は不適切です。

選択肢4:c、d

正答です。 精密な少量注入に用いられ、装着・高低差などの条件によってサイフォニングも起こり得ます。

選択肢5:d、e

正答ではありません。 dは正しい一方、eの大量輸液には一般に容量・流量面で適さず、別方式の輸液ポンプなどを選びます。

覚えるポイント

  • シリンジポンプはプランジャを機械駆動する能動送液です。
  • 強みは少量・低流量薬剤の精密注入です。
  • 装着不良と高低差によるサイフォニングに注意します。

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