35AM68|第35回 臨床工学技士国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第35回

人工呼吸器の使用前点検について誤っているのはどれか。

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正解: 5

正答

5

公式正答は 5 です。正答内容は 加温加湿器に適量の生理食塩液を入れる。 です。

この問題のポイント

人工呼吸器の使用前点検では、回路漏れ、患者トリガ、アラーム、予備電源を実動作で確認します。加温加湿器には製造元が指定する滅菌水・精製水などを用い、生理食塩液は入れません。

解説

生理食塩液を加温加湿器へ入れると、水分蒸発後に塩類が残り、析出物による槽・部品の汚染、センサへの影響、腐食・故障などを招くおそれがあります。不適切である中心理由は、装置の指定水から外れ、塩類を含むことです。患者気道を直接損傷すると決め付ける説明ではありません。

他の4項目は、装置の自己診断やテスト肺を用い、実際の換気・アラーム・電源切替を確認する使用前点検として妥当です。具体的な操作順、アラーム設定、電源プラグを外す試験の可否は、製造元の手順と施設の安全な点検手順に従います。

選択肢の確認

選択肢1:リークテストは人工呼吸器の自己診断機能を活用する。

正しい点検です。 回路を接続して装置の自己診断・回路テストを実行し、回路漏れやコンプライアンスなどが許容範囲か確認します。

選択肢2:テスト肺を用いてトリガ感度を確認する。

正しい点検です。 テスト肺で模擬的な吸気努力を作り、設定したトリガで補助換気が開始されるかを確認します。

選択肢3:テスト肺を外してアラームが鳴ることを確認する。

正しい点検です。 回路外れを模擬し、低圧・低換気量など該当する離脱アラームと安全動作を確認します。

選択肢4:電源プラグを引き抜いてバックアップ電源で動作することを確認する。

正しい点検です。 安全な点検条件で商用電源喪失を模擬し、内部バッテリへの切替、アラーム、継続動作を確認します。

選択肢5:加温加湿器に適量の生理食塩液を入れる。

本問で求める誤った点検です。 生理食塩液は塩類析出と装置汚染・故障の原因になり得ます。製造元が指定する水を使用します。

覚えるポイント

  • 加温加湿器は製造元指定の滅菌水・精製水などを使用します。
  • 生理食塩液は塩類を含むため加温加湿器へ入れません。
  • 使用前点検は漏れ・トリガ・アラーム・予備電源を実動作で確認します。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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