35AM78|第35回 臨床工学技士国家試験 過去問
透析中のトラブルとその考えられる原因との組合せで誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
公式正答は 1 です。正答内容は 口渇 ― 低濃度透析液の使用 です。
この問題のポイント
透析中のトラブルとその原因の組合せを判断する際には、患者側と装置・回路側の原因を区別し、それぞれの現象と原因の因果関係を正確に理解する必要がある。
解説
正解は選択肢1であり、口渇は高濃度の透析液使用時に発生する。低濃度透析液では血漿浸透圧が低下し、逆に水分が細胞外から細胞内へ移動し、血圧低下や不均衡症候群の原因となる。選択肢2の漏血は膜破損による血液の透析液側への漏出であり、透析液漏れとは異なる。選択肢3の回路内凝血は抗凝固薬不足が原因となる。選択肢4の空気誤入は穿刺針と回路の接続不良により発生する。選択肢5の自己抜針は認知症患者に多いトラブルであり、患者側の原因として妥当である。
選択肢の確認
選択肢1:口渇 ― 低濃度透析液の使用
正答(記述は誤りまたは非該当)です。 選択肢1は誤り。口渇は高濃度透析液使用時に発生し、低濃度透析液ではむしろ血漿浸透圧低下により血圧低下や不均衡症候群が生じる。
選択肢2:漏血 ― 膜破損
正答ではありません(記述は正しい/該当)。 選択肢2は正しい。漏血は膜破損により血液が透析液側へ漏出する現象であり、透析液漏れとは異なる。
選択肢3:回路内凝血 ― 抗凝固薬不足
正答ではありません(記述は正しい/該当)。 選択肢3は正しい。回路内凝血は抗凝固薬不足が主な原因となる。
選択肢4:空気誤入 ― 穿刺針と回路の接続不良
正答ではありません(記述は正しい/該当)。 選択肢4は正しい。空気誤入は穿刺針と回路の接続不良により発生する。
選択肢5:自己抜針 ― 認知症
正答ではありません(記述は正しい/該当)。 選択肢5は正しい。自己抜針は認知症患者において頻度が高いトラブルである。
覚えるポイント
- 口渇は高濃度透析液、低濃度は血圧低下の原因と覚える。
- 漏血は膜破損、透析液漏れとは別の現象と区別する。
- 自己抜針は認知症患者に多いトラブルと覚える。
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