36AM10|第36回 臨床工学技士国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第36回

月経周期の調節に関わるホルモンを分泌する器官はどれか。 a.卵巣 b.下垂体前葉 c.下垂体後葉 d.子宮 e.視床下部

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正解: 2

正答

2

公式正答は 2 です。正答内容は a、b、e です。

この問題のポイント

月経周期は視床下部―下垂体前葉―卵巣(HPO)軸で調節されます。視床下部GnRH、前葉FSH/LH、卵巣エストロゲン・プロゲステロン等がフィードバックループを作ります。

解説

視床下部は拍動性にGnRHを分泌し、下垂体前葉からのFSH・LH分泌を調節します。FSH・LHは卵胞発育、排卵、黄体形成を促し、卵巣から分泌されるエストロゲン、プロゲステロン、インヒビン等が子宮内膜を変化させるとともに視床下部・下垂体へフィードバックします。したがってa、b、eが周期の内分泌調節器官です。

バソプレシンとオキシトシンは視床下部で合成され、下垂体後葉で貯蔵・放出されます。後葉がこれらを合成するのではなく、FSH・LHも分泌しないためHPO 軸のゴナドトロピン分泌部位ではありません。子宮はエストロゲン・プロゲステロンの標的となって内膜周期を示し、プロスタグランジン等の局所メディエータも産生しますが、HPO 軸上流の内分泌調節器官として本問の組合せには含めません。

各肢の最終判定は、a:正しい、b:正しい、c:誤り、d:誤り、e:正しいです。

選択肢の確認

選択肢1:a、b、c

正答ではありません。 卵巣と前葉は周期を調節しますが、後葉はFSH・LHを分泌しません。ADH・オキシトシンは視床下部で合成され後葉から放出されます。

選択肢2:a、b、e

正答です。 卵巣、下垂体前葉、視床下部がHPO 軸を形成し、GnRH、FSH/LH、卵巣ホルモンのフィードバックで月経周期を調節します。

選択肢3:a、d、e

正答ではありません。 卵巣と視床下部は正しい一方、子宮はホルモンの主要標的器官です。前葉のFSH・LHが組合せに欠けています。

選択肢4:b、c、d

正答ではありません。 前葉は正しいですが、後葉と子宮はHPO 軸の調節ホルモン分泌器官の組合せではなく、視床下部と卵巣も欠けます。

選択肢5:c、d、e

正答ではありません。 視床下部は正しい一方、後葉はゴナドトロピンを分泌せず、子宮は主として卵巣ホルモンの標的です。

覚えるポイント

  • 視床下部GnRH→下垂体前葉FSH/LH→卵巣ホルモンがHPO 軸。
  • ADH・オキシトシンは視床下部で合成され下垂体後葉から放出。
  • 子宮は周期ホルモンの標的で、HPO上流の調節器官とは分ける。

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