38PM8|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
人体の構造と機能解剖生理筋・神経・泌尿器・消化器・内分泌
肝臓の機能として誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、肝臓の代表的な機能が問われています。
肝臓は代謝、解毒、胆汁生成、血液貯蔵、熱産生などに関わります。一方、消化酵素の生成と分泌は主に膵臓などの機能です。
解説
肝臓は人体最大級の代謝臓器です。糖質、脂質、タンパク質の代謝を行い、血糖維持、脂質代謝、アルブミンや凝固因子の合成などに関与します。
また、薬物やアルコールなどの代謝・解毒にも関わります。臨床では、肝機能低下により薬物の作用が強く出たり、出血傾向が生じたりすることがあります。
肝臓は血液を多く含む臓器であり、循環血液量の調節にも関係します。さらに代謝活動が盛んなため、安静時の熱産生にも寄与します。
一方、肝臓は胆汁を生成しますが、胆汁そのものは消化酵素ではありません。消化酵素を多く分泌する代表的な臓器は膵臓です。
ひっかけポイント
肝臓は胆汁を作りますが、胆汁は脂肪の乳化を助けるもので、消化酵素ではありません。
選択肢の確認
1.正答。記述としては誤り。
消化酵素の生成と分泌は主に膵臓などが担います。肝臓は胆汁を生成しますが、胆汁は消化酵素ではありません。
2.記述としては正しい。
肝臓は糖質、脂質、タンパク質の代謝に深く関与します。
3.記述としては正しい。
肝臓は薬物代謝の中心的な臓器です。薬物の分解、代謝、排泄に関係します。
4.記述としては正しい。
肝臓は多量の血液を含み、循環血液量の調節に関与します。
5.記述としては正しい。
肝臓は代謝活動が盛んなため、安静時の体温維持に必要な熱産生にも関係します。
覚えるポイント
- 肝臓は糖質・脂質・タンパク質代謝の中心です。
- 肝臓は薬物代謝・解毒を行います。
- 肝臓は胆汁を生成しますが、胆汁は消化酵素ではありません。
- 消化酵素の代表は膵酵素です。
- 肝機能低下は薬物作用、凝固、代謝、栄養状態に影響します。