68AM091|第68回 臨床検査技師国家試験 過去問

健康増進法に基づくがん検診で対象年齢が 50 歳以上であるのはどれか。

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正解: 1

正答

1(胃がん)

この問題のポイント

健康増進法に基づく市町村の対策型がん検診について、がん種ごとの対象年齢を対応させる問題です。

解説

国の「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」では、胃がん検診は原則として50歳以上を対象とします。検診方法は問診に加えて胃部エックス線検査または胃内視鏡検査で、原則2年に1回です。ただし胃部エックス線検査については、当分の間40歳以上を対象として年1回実施しても差し支えないという経過措置があります。肺がん検診と大腸がん検診は40歳以上、乳がん検診は40歳以上の女性、子宮頸がん検診は20歳以上の女性が基本です。ここで問われているのは症状がない集団を対象に死亡率低下を目指す対策型検診の基準であり、症状がある人に行う診療上の検査や、個人が任意に受ける人間ドックの対象年齢とは区別します。年齢や実施間隔は改正され得るため、実務では最新指針を確認します。

選択肢の確認

1.正しい。胃がん検診は原則50歳以上が対象です。ただし胃部エックス線検査には当分の間40歳以上でも可という例外があります。
2.誤り。肺がん検診は40歳以上が対象で、胸部エックス線検査を基本とし、必要な高危険群には喀痰細胞診を組み合わせます。
3.誤り。乳がん検診は40歳以上の女性が対象で、マンモグラフィを基本とします。
4.誤り。大腸がん検診は40歳以上が対象で、便潜血検査を行います。
5.誤り。子宮頸がん検診は20歳以上の女性が対象で、他の選択肢より開始年齢が低く設定されています。

覚えるポイント

  • 胃がん=原則50歳以上(胃部X線は当分40歳以上も可)。
  • 肺・乳・大腸=40歳以上、子宮頸=20歳以上。
  • 対策型検診と、症状がある患者への診断目的検査を区別する。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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