71AM025|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
体表からの超音波検査で使用する探触子の周波数が最も低いのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
超音波の周波数と、深達度・分解能のトレードオフから選びます。
解説
超音波は、周波数が低いほど減衰が少なく深部へ届きやすい一方、分解能は低下します。成人の心臓は胸壁から深く、肋間を通して広い範囲を描出するため、選択肢の中では最も低い周波数の探触子を用います。
乳腺や頸動脈などの浅部臓器には高周波リニア探触子を用い、肝臓・膵臓には中程度の周波数のコンベックス探触子を用います。
選択肢の確認
1.肝 臓
誤り。
肝臓は深部臓器ですが、通常は心臓よりやや高い周波数の腹部用コンベックス探触子を用います。
2.心 臓
正しい。
心臓は深部を肋間から描出するため、選択肢中で最も低周波のセクタ探触子を用います。
3.膵 臓
誤り。
膵臓も深部ですが、一般に腹部用の中程度の周波数を用います。
4.乳 腺
誤り。
乳腺は浅部であり、高周波リニア探触子を用います。
5.頸動脈
誤り。
頸動脈は浅部であり、高周波リニア探触子を用います。
覚えるポイント
- 低周波は深達度が高く、高周波は分解能が高いです。
- 心エコーは低周波セクタ探触子を用います。
- 乳腺・頸動脈は高周波リニア探触子を用います。