72AM018|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
超音波検査でカメレオンサインがみられるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
探触子の条件や圧迫で内部エコーが変化する肝血管腫の特徴を押さえます。
解説
肝血管腫は典型的には境界明瞭な高エコー腫瘤ですが、探触子周波数、ゲイン、圧迫、体位などによって内部エコーが高エコーから低エコーへ変化してみえることがあります。この変化をカメレオンサインと呼びます。
血管腫の診断では、辺縁高エコー、後方エコー増強、ゆっくりした造影パターンなども参考にします。
選択肢の確認
1.肝囊胞
誤りです。
肝囊胞は無エコー、薄い壁、後方エコー増強が典型で、カメレオンサインとは呼びません。
2.肝膿瘍
誤りです。
肝膿瘍は内部不均一、デブリ、ガスなどを示し得ますが、カメレオンサインの代表ではありません。
3.肝血管腫
正しいです。
肝血管腫では観察条件によりエコーパターンが変化するカメレオンサインを認めます。
4.肝細胞がん
誤りです。
肝細胞がんではモザイクパターン、被膜、ハローなどが重要です。
5.転移性肝がん
誤りです。
転移性肝がんではbull’s eye signや多発性病変などが問題となります。
覚えるポイント
- カメレオンサインは肝血管腫です。
- 典型的肝血管腫は境界明瞭な高エコー腫瘤です。
- 圧迫や周波数などで見え方が変化します。