71AM037|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
肝細胞癌に対して特異性が高いのはどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 1・3
正答
1、3
この問題のポイント
肝細胞癌に特異性の高い腫瘍マーカーを2つ選びます。
解説
肝細胞癌では、AFPと**PIVKA-Ⅱ〈DCP〉**が代表的な腫瘍マーカーです。AFP-L3分画も肝細胞癌に対する特異性が高く、画像検査と組み合わせて診断補助・治療効果判定・再発監視に用います。
腫瘍マーカー単独で癌を確定診断することはできません。背景肝疾患、画像所見、経時変化を併せて解釈します。
選択肢の確認
1.AFP
正しい。
AFPは肝細胞癌で上昇し、代表的な腫瘍マーカーです。ただし妊娠や肝炎・肝硬変でも上昇し得ます。
2.CA15‑3
誤り。
CA15-3は主に乳癌で用いられる腫瘍マーカーです。
3.PIVKA‑Ⅱ
正しい。
PIVKA-Ⅱは肝細胞癌で異常プロトロンビンとして増加し、特異性の高いマーカーです。
4.PSA
誤り。
PSAは前立腺に由来し、前立腺癌の評価に用います。
5.SLX
誤り。
SLXは肺腺癌などの腺癌で上昇し得る糖鎖抗原です。
覚えるポイント
- 肝細胞癌はAFPとPIVKA-Ⅱです。
- AFP-L3分画も重要です。
- 腫瘍マーカーは画像・背景疾患と組み合わせます。