71AM077|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
インターフェロン γ 遊離試験〈IGRA〉が診断に有用なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
IGRAが結核菌特異抗原に対する細胞性免疫応答を測る検査であることを理解します。
解説
インターフェロンγ遊離試験〈IGRA〉は、被検者のT細胞を結核菌特異抗原で刺激し、放出されるインターフェロンγを測定します。結核感染の補助診断、とくに潜在性結核感染の評価に有用です。
BCG接種の影響を受けにくいことが利点ですが、陽性だけで活動性結核と潜在性結核を区別することはできません。免疫抑制状態では偽陰性・判定不能に注意します。
選択肢の確認
1.結 核
正しい。
結核感染では結核菌特異抗原に対するT細胞応答をIGRAで評価できます。
2.B 型肝炎
誤り。
B型肝炎はHBs抗原、HBV-DNA、各種抗体などで評価し、IGRAは用いません。
3.ネコひっかき病
誤り。
ネコひっかき病はBartonella henselaeに対する抗体検査や核酸検査などを用います。
4.成人 T 細胞白血病
誤り。
成人T細胞白血病はHTLV-1抗体、プロウイルス、血液像などで評価します。
5.後天性免疫不全症候群
誤り。
後天性免疫不全症候群はHIV抗原抗体検査と確認検査、核酸検査などで診断します。
覚えるポイント
- IGRAは結核感染の補助診断です。
- BCG接種の影響を受けにくい検査です。
- 陽性だけでは活動性と潜在性を区別できません。