71PM088|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
造血幹細胞移植ドナーの選択で最も重要なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
造血幹細胞移植では、免疫学的適合性を左右するHLA一致が最重要です。
解説
同種造血幹細胞移植では、ドナーと患者のHLA型の適合度が、生着、移植片対宿主病〈GVHD〉、拒絶、移植関連死亡に強く影響します。そのためHLA-A、-B、-C、-DRB1などの一致を最優先してドナーを選択します。
ABO血液型不一致でも造血幹細胞移植は可能で、必要に応じて赤血球・血漿除去や輸血製剤選択を工夫します。
選択肢の確認
1.性 別
誤り。
ドナー性別は妊娠歴などを含め検討要素になりますが、HLA適合度より重要ではありません。
2.体 重
誤り。
体重は採取細胞数や手技に関係しますが、免疫学的適合性の最重要項目ではありません。
3.年 齢
誤り。
年齢は若年ドナーが有利な場合がありますが、まずHLA適合性を評価します。
4.HLA 型
正しい。
HLA型の一致は生着とGVHDに直結し、ドナー選択で最も重要です。
5.ABO 血液型
誤り。
ABO不一致移植は可能であり、HLA一致ほど重要ではありません。
覚えるポイント
- 造血幹細胞移植はHLA適合が最重要です。
- ABO不一致でも移植可能です。
- HLA不一致はGVHD・拒絶リスクを高めます。