72PM078|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
治療薬物モニタリング〈TDM〉が必要なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
治療域が狭く、腎毒性・聴器毒性をもつアミノグリコシド系薬でTDMが必要なことを理解します。
解説
アミカシンはアミノグリコシド系抗菌薬で、治療効果と腎毒性・聴器毒性の回避のためTDMを行います。ピーク濃度は殺菌効果、トラフ濃度は蓄積・毒性リスクの評価に関係します。腎機能、投与間隔、採血時刻を正確に把握して解釈します。
TDMは、治療域が狭い、個体差が大きい、血中濃度と効果・毒性が関連する薬剤で有用です。
選択肢の確認
1.アミカシン
正しいです。
アミカシンは治療域が狭く腎毒性・聴器毒性があるため、TDMが重要です。
2.アンピシリン
誤りです。
アンピシリンは通常、日常診療で定型的なTDMを必要とする薬剤ではありません。
3.イミペネム
誤りです。
イミペネムでは重症例などで濃度測定が研究・特殊臨床で行われることはありますが、国試で代表的TDM対象薬とはしません。
4.エリスロマイシン
誤りです。
エリスロマイシンは一般に定型的TDMの対象ではありません。
5.セファゾリン
誤りです。
セファゾリンは通常、定型的TDMを必要としません。
覚えるポイント
- アミノグリコシド系はTDM対象です。
- ピークは効果、トラフは蓄積・毒性評価に重要です。
- 採血時刻と腎機能を必ず確認します。