R05K20|令和5年度 調理師試験 過去問
体内のホルモンに関する記述について、正しいものを一つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、ホルモンの分泌部位と働きが問われています。
アドレナリンとノルアドレナリンは、交感神経系と関係し、血管収縮や血圧上昇に関わります。
解説
アドレナリンとノルアドレナリンは、交感神経の働きと関係し、血管を収縮させ、血圧を上昇させる方向に働きます。ストレスや緊急時に体を活動しやすい状態にするホルモンです。
ガストリンは、小腸のK細胞ではなく、胃幽門部などのG細胞から分泌されます。胃酸分泌を促進する働きがあります。
インスリンは、膵臓ランゲルハンス島のB細胞、つまりβ細胞から分泌され、血糖を低下させます。A細胞から分泌され血糖を上げるのはグルカゴンです。
サイロキシンは甲状腺ホルモンで、基礎代謝を高めます。バセドウ病では甲状腺ホルモンの働きが過剰になり、基礎代謝や体温が上がりやすくなります。分泌量が低下して起こるものではありません。
ひっかけポイント
血糖を下げるのはインスリン、血糖を上げるのはグルカゴンです。ガストリンは胃、サイロキシンは甲状腺と結びつけます。
選択肢の確認
1.ガストリンは、小腸のK細胞から分泌され、ペプシノーゲンの分泌を抑制する働きがある。
誤り。
ガストリンは主に胃のG細胞から分泌され、胃酸分泌を促進します。小腸のK細胞から分泌されるものではありません。
2.インスリンは、膵臓のランゲルハンス島のA細胞(α細胞)から分泌され、血糖を上昇させる働きがある。
誤り。
インスリンは膵臓ランゲルハンス島のB細胞、β細胞から分泌され、血糖を低下させます。
3.サイロキシンは、分泌量が低下するとバセドウ病となり、基礎代謝量や体温が上昇する。
誤り。
バセドウ病は甲状腺ホルモンの働きが過剰になる病態です。サイロキシン分泌量の低下ではありません。
4.アドレナリンとノルアドレナリンは、交感神経の末端を刺激して毛細血管を収縮させ、血圧を上昇させる。
正しい。
アドレナリンとノルアドレナリンは交感神経系と関係し、血管収縮や血圧上昇に働きます。
覚えるポイント
- インスリンは血糖を下げます。
- グルカゴンは血糖を上げます。
- ガストリンは胃酸分泌を促進します。
- サイロキシンは基礎代謝を高めます。
- アドレナリンとノルアドレナリンは血圧を上げる方向に働きます。