R05K27|令和5年度 調理師試験 過去問
食品衛生学食品衛生法・制度食品衛生法・食品表示
腸管出血性大腸菌に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、腸管出血性大腸菌の毒素、症状、感染経路、原因食品が問われています。
「誤っているもの」を選ぶ問題なので、正答選択肢は記述内容として誤りです。
解説
腸管出血性大腸菌は、腸管内で増殖し、ベロ毒素を産生します。
主な症状は腹痛、下痢で、重い場合には血便を生じることがあります。さらに、溶血性尿毒症症候群などの重症化にも注意が必要です。
腸管出血性大腸菌は、食品を介するだけでなく、人から人へ感染が広がることがあります。少ない菌量でも感染するため、手洗いとトイレ後の衛生管理が重要です。
牛肉などの食肉だけでなく、野菜が汚染されて食中毒の原因となることもあります。
衛生管理上のポイント
生肉を扱った手指や器具から、サラダや加熱後食品へ菌が移ると危険です。交差汚染防止、十分な加熱、手洗いを徹底します。
選択肢の確認
1.腸管内で菌が増殖した際に、ベロ毒素を産生する。
記述としては正しい。
腸管出血性大腸菌は、腸管内でベロ毒素を産生します。
2.主な症状は腹痛、下痢であり、血便を生じることもある。
記述としては正しい。
腹痛、下痢、血便は、腸管出血性大腸菌感染症で重要な症状です。
3.人から人へ感染が広がることはない。
正答。記述としては誤り。
腸管出血性大腸菌は、人から人へ感染が広がることがあります。手洗いと排泄物の取り扱いに注意が必要です。
4.野菜が汚染されていることもある。
記述としては正しい。
野菜が汚染されて食中毒の原因となることがあります。生食野菜の洗浄や保管にも注意します。
覚えるポイント
- 腸管出血性大腸菌は、ベロ毒素を産生します。
- 症状は、腹痛、下痢、血便が重要です。
- 人から人へ感染することがあります。
- 生肉だけでなく、野菜の汚染にも注意します。