R05N45|令和5年度 調理師試験 過去問
混ぜる調理操作に関する記述について、誤っているものを一つ選びなさい。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、混ぜる操作による泡立ち、グルテン形成、乳化、クリーミング性が問われています。
「誤っているもの」を選ぶ問題なので、正答の3はマヨネーズの説明として不適切です。
解説
マヨネーズは、油、酢、卵黄などを混ぜて作る水中油滴型の乳化食品です。
乳化を助ける主な成分は、卵黄に含まれるレシチンです。選択肢3のように「卵白中のレシチン」とするのは誤りです。
卵白を攪拌すると、空気が取り込まれ、卵白たんぱく質が表面で変性して泡を安定させます。
小麦粉を含む生地を攪拌しすぎると、グルテン形成が進み、粘りが増します。スポンジケーキでは、混ぜすぎると重い仕上がりになりやすいです。
バターを攪拌すると空気を抱き込み、クリーム状になります。これはクリーミング性です。
調理操作のポイント
混ぜる操作は、泡立てる、乳化する、グルテンを形成する、空気を抱き込ませるなど、目的によって加減が変わります。混ぜすぎが失敗の原因になることもあります。
選択肢の確認
1.卵白の攪拌による泡立ちは、たんぱく質の表面変性によるものである。
記述としては正しい。
卵白を攪拌すると、卵白たんぱく質が空気との境界面で変性し、泡を安定させます。
2.薄力粉を用いたスポンジケーキの生地は、撹拌するほど粘りが増す。
記述としては正しい。
小麦粉を含む生地は、撹拌しすぎるとグルテンが形成され、粘りが増します。
3.マヨネーズは、卵白中のレシチンによる乳化作用により作られる。
正答。記述としては誤り。
マヨネーズの乳化を助けるのは、主に卵黄中のレシチンです。卵白中のレシチンではありません。
4.バターを攪拌すると、空気を抱き込みクリーミーになる。
記述としては正しい。
バターは攪拌により空気を抱き込み、クリーム状になります。これはクリーミング性です。
覚えるポイント
- 卵白の泡立ちは、たんぱく質の表面変性によります。
- 小麦粉生地は、混ぜすぎるとグルテンが形成され粘りが増します。
- マヨネーズの乳化は、主に卵黄レシチンによります。
- バターは、攪拌により空気を抱き込むクリーミング性があります。