R06K3|令和6年度 調理師試験 過去問
公衆衛生学感染症・予防感染経路・病原体
感染症に関する記述について、正しいものを一つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、感染症成立の考え方、予防接種、感染経路、無症状病原体保有者が問われています。
感染症は、感染源、感染経路、感受性宿主がそろうことで発生しやすくなります。
解説
無症状病原体保有者は、症状が出ていなくても体内に病原体を保有している人です。
発症していないため本人が気づきにくい一方で、病原体を排出して感染源になることがあります。食品取扱者では特に重要な考え方です。
予防接種は、感受性宿主対策です。感染経路を遮断する対策ではありません。
飛沫が口や鼻の粘膜に直接接触して感染するものは、飛沫感染です。空気感染は、より小さい飛沫核などが空気中を漂い、それを吸い込むことで起こります。
調理師としての実務ポイント
症状が軽い、または症状がない場合でも、病原体を保有している可能性があります。下痢、発熱、嘔吐などがあるときは、責任者へ報告し、食品を直接扱う作業を避けます。
選択肢の確認
1.疾病に対する抵抗力の向上を目的とした予防接種は、感染経路対策の一つである。
誤り。
予防接種は、感受性宿主対策です。感染経路対策ではありません。
2.結核は、3 類感染症に分類され、患者数は戦後、急増している。
誤り。
結核は3類感染症ではありません。また、戦後に患者数が急増しているという説明も適切ではありません。
3.咳やくしゃみ等により、病原体を含む飛沫が直接、他の人の口や鼻の粘膜に接触し、体内に入ることによって感染することを空気感染という。
誤り。
これは飛沫感染の説明です。空気感染とは区別します。
4.無症状病原体保有者は、発症していないが、体内に病原体を保有しているため、感染源となりえる。
正しい。
無症状でも病原体を保有していれば、感染源になることがあります。
覚えるポイント
- 予防接種は、感受性宿主対策です。
- 飛沫が直接粘膜につく感染は、飛沫感染です。
- 無症状病原体保有者も感染源になることがあります。
- 調理従事者は、体調管理と報告が重要です。