R07K5|令和7年度 調理師試験 過去問
公衆衛生学感染症・予防感染経路・病原体
感染症に関する記述について、正しいものを一つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、感染症成立の三要素と、無症状病原体保有者の考え方が問われています。
食品を扱う現場では、症状がない人でも病原体を持っている可能性があることを理解する必要があります。
解説
感染症は、感染源、感染経路、感受性のある宿主の3つの条件がそろうことで成立します。
また、症状がなくても体内に病原体を持っている人がいます。これを無症状病原体保有者といいます。
調理従事者が無症状であっても、手指や食品を介して病原体を広げることがあるため、日頃から手洗い、健康確認、器具の使い分け、加熱・冷却管理を徹底します。
衛生管理上のポイント
「症状がないから安全」とは限りません。食品取扱者は、毎日の健康確認と標準的な衛生管理を継続することが重要です。
選択肢の確認
1.感染症の発生には、感染源、感染経路、感染期間の 3 つの条件が必要である。
誤り。
感染症の発生には、感染源、感染経路、感受性のある宿主が必要です。「感染期間」ではありません。
2.感染症の感染源対策として、予防接種が行われる。
誤り。
予防接種は、宿主の抵抗力を高める対策です。感染源をなくす対策ではありません。
3.病気の症状は示さないが、体内に病原体を持っていることがある。
正しい。
無症状でも病原体を保有していることがあり、感染源となる場合があります。
4.日本では、感染症法により、検疫感染症が指定されている。
誤り。
検疫感染症は、検疫法に基づいて扱われます。感染症法と検疫法の役割を区別します。
覚えるポイント
- 感染症成立の三要素は、感染源、感染経路、感受性宿主です。
- 無症状病原体保有者も感染源になりえます。
- 調理現場では、症状の有無に関係なく衛生管理を徹底します。