113B035|第113回 歯科医師国家試験 過去問
エアタービンハンドピースの使用前に行うのはどれか。2つ選べ。
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正解: b・d
正答
b、d
この問題のポイント
エアタービンを患者に使用する直前には、水路内に停滞した水を排出し、装着したバーが確実に固定されているかを確認します。
解説
歯科ユニットの給水回路には、休止中に微生物を含む水が停滞し得ます。診療開始時や規定されたタイミングで注水回路をフラッシングし、残留水を排出します。またバーの装着が不十分だと高速回転中に脱落して口腔粘膜損傷、誤飲・誤嚥を起こすため、チャックへ確実に装着されていることを回転前に確認します。
ハンドピースは患者ごとに、メーカーの指示に従って洗浄・注油・滅菌などを行います。表面をアルコールで拭くだけでは内部汚染を含めた再処理にはなりません。
選択肢の確認
a.アルコールによる清拭
誤り。表面清拭だけでは内部の汚染を除去できず、患者ごとの適切な洗浄・滅菌の代わりにはなりません。
b.注水回路残留水の排出
正しい。停滞水をフラッシングし、給水回路由来の微生物曝露を低減します。
c.ポイント・バーの回転方向の選択
誤り。一般的なエアタービンは使用者がバーの回転方向を切り替える器械ではありません。
d.ポイント・バーの固定状態の確認
正しい。高速回転時のバー脱落による損傷・誤飲・誤嚥を防ぎます。
e.ローターとベアリングの接触状態の確認
誤り。内部機構の接触状態を使用者が診療直前に直接確認する操作ではありません。
覚えるポイント
- 使用前は水路のフラッシングとバーの固定確認を行います。
- ハンドピースは患者ごとに適切に再処理します。
- 高速回転器具では、装着不良が重大事故につながります。
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