113B045|第113回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学歯科理工学

加熱重合レジンの液の成分に含まれるのはどれか。3つ選べ。

3つ選択
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正解: a・c・e

正答

a、c、e

この問題のポイント

加熱重合レジンは粉液型で、液はMMAモノマーを中心に、架橋剤と重合禁止剤を含みます。PMMAと重合開始剤は粉に含まれます。

解説

加熱重合型アクリルレジンの液成分は、メチルメタクリレート〈MMA〉、架橋剤のエチレングリコールジメタクリレート、保存中の自然重合を防ぐ少量のハイドロキノンなどです。加熱すると、粉中の過酸化ベンゾイルが分解してラジカルを生じ、MMAの重合を開始します。

粉は既重合のポリメチルメタクリレート〈PMMA〉ビーズを主体とし、重合開始剤の過酸化ベンゾイルや顔料などを含みます。粉と液の成分を対比して覚えます。

選択肢の確認

a.ハイドロキノン
正しい。保存中に液のMMAが自然重合するのを防ぐ重合禁止剤です。

b.過酸化ベンゾイル
誤り。加熱でラジカルを発生する重合開始剤で、通常は粉に含まれます。

c.メチルメタクリレート
正しい。重合してPMMAとなる液の主成分であるモノマーです。

d.ポリメチルメタクリレート
誤り。既重合ポリマーのビーズとして粉の主成分です。

e.エチレングリコールジメタクリレート
正しい。高分子鎖間を結ぶ架橋剤として液に含まれます。

覚えるポイント

  • 液はMMA・架橋剤・ハイドロキノンです。
  • 粉はPMMA・過酸化ベンゾイルです。
  • ハイドロキノンは保存安定性、過酸化ベンゾイルは重合開始を担います。

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