113C079|第113回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床小児歯科学

脳性麻痺児でよくみられるのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
解答・解説を見る

正解: a・e

正答

a、e

この問題のポイント

脳性麻痺児では筋緊張・不随意運動や歯ぎしりによる咬耗と、周産期障害に関連するエナメル質形成不全がみられます。

解説

脳性麻痺では異常な筋緊張、口腔運動の協調障害、歯ぎしりが多く、歯面の咬耗を起こしやすくなります。また、脳性麻痺の原因となった周産期の全身的障害が歯胚形成時期と重なると、エナメル質形成不全が生じます。清掃・食事・姿勢の支援も必要ですが、過剰歯や欠如歯などの歯数異常が疾患固有に多いわけではありません。

選択肢の確認

a.咬耗
正しい。
歯ぎしりや異常筋緊張により咬耗がよくみられます。

b.過剰歯
誤り。
過剰歯は脳性麻痺に特徴的な高頻度所見ではありません。

c.先天欠如歯
誤り。
先天欠如歯は脳性麻痺に特徴的な所見ではありません。

d.舌小帯付着異常
誤り。
舌小帯付着異常は脳性麻痺そのものの代表的歯科所見ではありません。

e.エナメル質形成不全
正しい。
周産期の全身障害が歯胚のエナメル質形成を乱し、形成不全を生じることがあります。

覚えるポイント

  • 脳性麻痺では歯ぎしり・咬耗に注意します。
  • 周産期障害とエナメル質形成不全を関連づけます。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。

関連問題

← 113C078113C080 →
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)