114A089|第114回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床小児歯科学

5歳の男児。ブラッシング指導を希望して保護者と来院した。初診時の歯垢染色後の口腔内写真(別冊No. 39A)とその結果のチャート(別冊No. 39B)を別に示す。 OʼLearyのPCRを求めよ。 ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。 (数値回答形式を選択式に変換)

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正解: b

正答

b

この問題のポイント

OʼLearyのPCRは、歯垢付着歯面数を全被検歯面数で除し、100を掛けて求めます。

解説

OʼLearyのPlaque Control Record〈PCR〉は、各歯を頰・舌・近心・遠心の4歯面に分け、歯垢が付着している歯面を1面として数えます。計算式は「歯垢付着歯面数÷全被検歯面数×100」です。本例では40÷80×100=50%となるため、正答はbです。

歯垢の面積や濃さではなく、各歯面に付着があるかどうかを評価します。結果は清掃不良部位を患者・保護者と共有し、具体的なブラッシング指導と再評価に用います。

画像の確認

実画像では、歯垢染色後に乳歯の歯頸部を中心として赤染部が広くみられ、チャートには上下顎20歯の4歯面が記録されています。赤く塗られた歯面は40面で、全20歯×4面=80面の半数に相当します。

選択肢の確認

a.49%
誤り。チャートの付着歯面数を正しく数えた値ではありません。

b.50%
正しい。40付着歯面÷80被検歯面×100=50%です。

c.51%
誤り。小数点の丸めを行う前から計算値は50%です。

d.52%
誤り。全歯面数または付着歯面数の数え方が異なります。

e.48%
誤り。4歯面法によるチャート集計と一致しません。

覚えるポイント

  • PCR=歯垢付着歯面数÷全被検歯面数×100です。
  • 1歯を頰・舌・近心・遠心の4面で評価します。
  • 本問は40÷80×100=50%です。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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