114D069|第114回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床小児歯科学

小児にみられる疾患と対応の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: d・e

正答

d、e

この問題のポイント

小児の先天性エプーリスは切除し、Bednarアフタは哺乳器具などによる機械的刺激を除去します。新生児の歯肉嚢胞・上皮真珠は多くが自然消失します。

解説

先天性エプーリスは新生児の歯槽部に生じる有茎性腫瘤で、哺乳や呼吸を妨げる場合は基部から切除します。Bednarアフタは硬口蓋後方などに生じる外傷性潰瘍で、硬い乳首や不適切な哺乳操作による反復刺激を除き、哺乳方法を調整するのが基本です。

新生児の歯肉嚢胞と上皮真珠は角化物を含む小嚢胞で、口腔内へ自然に開放・消失するため通常は処置不要です。小児の粘液嚢胞は小唾液腺の粘液漏出が原因で、必要なら病変と原因腺を切除します。単なる掻爬では再発源が残ります。

選択肢の確認

a.歯肉囊胞 ― 開窓
誤り。
新生児の歯肉嚢胞は自然に口腔内へ開放して消失することが多く、通常は経過観察です。

b.上皮真珠 ― 摘出
誤り。
自然消失する角化嚢胞で、摘出は不要です。

c.粘液囊胞 ― 搔爬
誤り。
必要な場合は病変と原因小唾液腺を切除し、掻爬だけでは再発しやすくなります。

d.エプーリス ― 切除
正しい。
哺乳・呼吸障害や増大がある先天性エプーリスは外科的に切除します。

e.Bednarアフタ ― 機械的刺激の除去
正しい。
哺乳器具などによる外傷が原因であり、刺激源の除去が基本です。

覚えるポイント

  • 新生児の歯肉嚢胞・上皮真珠は自然消失します。
  • 先天性エプーリスは必要に応じて切除します。
  • Bednarアフタでは哺乳時の機械的刺激を見直します。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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