116C003第116回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学歯科理工学

高齢者にみられる加齢変化で正しいのはどれか。1 つ選べ。

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正解: b

正答

b

この問題のポイント

加齢では、感覚器、呼吸器、消化器、内分泌系の機能が一般に低下する方向へ変化します。

解説

加齢性難聴は高音域から低下しやすく、会話では子音の聞き分けが難しくなることがあります。これは内耳の有毛細胞や聴神経系の加齢変化によります。

高齢者では胃酸分泌や性ホルモン分泌は低下傾向を示し、水晶体は硬くなって弾性が低下します。肺では弾性収縮力が低下し、残気量や機能的残気量はむしろ増加する方向です。

選択肢の確認

a.胃酸分泌量の増加
誤り。加齢により胃粘膜機能は低下し、胃酸分泌量は一般に低下傾向を示します。

b.高音域の聴力低下
正しい。加齢性難聴は高音域から障害されやすい感音難聴です。

c.水晶体の弾性増大
誤り。水晶体は加齢とともに硬化し、弾性が低下するため老視が生じます。

d.機能的残気量の減少
誤り。肺の弾性収縮力低下や末梢気道閉塞により、機能的残気量は増加する方向です。

e.テストステロン分泌量の増加
誤り。テストステロン分泌量は加齢に伴って低下傾向を示します。

覚えるポイント

  • 加齢性難聴は高音域から低下する。
  • 水晶体の弾性は低下し、老視が生じる。
  • 高齢者では残気量・機能的残気量が増加しやすい。

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