31AM002|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
膜電位と刺激強度を図に示す。 閾値はどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:③
この問題のポイント
閾値とは単に大きな脱分極が生じる刺激ではなく、活動電位を初めて発生させる最小の刺激強度です。上段の膜電位波形と下段の刺激番号を対応させます。
解説
①と②では刺激後に膜電位が静止電位から少し上がるものの、すぐに元へ戻る局所応答にとどまっています。③で初めて急峻な脱分極が起こり、膜電位が約+30 mVまで達する活動電位が記録されています。したがって、③が閾刺激です。④は③より強い刺激ですが、活動電位の高さはほぼ同じです。これは、閾値を超えると一定の大きさの活動電位が生じる全か無かの法則を表します。
選択肢の確認
- a ①:小さな局所電位だけで活動電位が生じていないため、閾値未満の刺激です。
- b ②:①より脱分極は大きいもののスパイクに移行しておらず、これも閾下刺激です。
- c ③:最初に完全な活動電位を発生させた最小強度なので、閾値に該当します。
- d ④:活動電位は起こしますが、③より強い閾上刺激です。最小強度という閾値の定義には当たりません。
覚えるポイント
グラフでは最初のスパイクを生じさせる刺激を探します。閾下では刺激強度に応じた局所電位、閾値以上では全か無かの活動電位が生じます。