31AM003|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
下顎骨の写真(別冊午前 No.2)を別に示す。側頭筋が付着するのはどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b:②
この問題のポイント
側頭筋の停止部を、下顎枝上端にある下顎頭・筋突起・下顎切痕の位置関係から同定します。写真の②は前方に鋭く伸びる筋突起です。
解説
側頭筋は側頭窩から起こり、頬骨弓の内側を通って下顎骨の筋突起と下顎枝前縁に停止します。収縮すると下顎を挙上し、後部線維は下顎を後方へ引きます。写真では、下顎枝上端の後方に丸い関節突起、前方に尖った筋突起があり、②が筋突起を示します。咀嚼筋の付着は、側頭筋=筋突起、咬筋=下顎枝外側、内側翼突筋=下顎角内側と整理します。
選択肢の確認
- a ①:後方の関節突起・下顎頭側の領域です。下顎頭は側頭骨と顎関節をつくり、側頭筋の主停止部ではありません。
- b ②:下顎枝前上方の筋突起で、側頭筋腱が停止するため正答です。
- c ③:下顎枝内面の下顎孔・小舌付近です。下歯槽神経・血管の入口で、筋突起とは異なります。
- d ④:下顎角から下縁に相当します。外面には咬筋、内面には内側翼突筋が付着します。
覚えるポイント
下顎枝上端は後方が関節突起、前方が筋突起です。側頭筋は筋突起、外側翼突筋は下顎頸の翼突筋窩、咬筋は下顎枝外側と対応させます。