31AM034|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
嚥下サポートチームにおける各職種と業務の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: b・d
正答
b:管理栄養士―食形態の調整、d:歯科衛生士―嚥下訓練
この問題のポイント
摂食嚥下支援は多職種協働ですが、栄養・食形態、機能訓練、画像・内視鏡診断という専門性と医療行為の範囲を区別します。
解説
管理栄養士は必要エネルギー・栄養量を評価し、患者の咀嚼・嚥下能力に合わせて、きざみ、ペースト、ミキサー、嚥下調整食やとろみなどを選びます。歯科衛生士は口腔衛生管理に加え、歯科医師の指示・チーム方針の下で、口唇・舌・頬の運動、唾液嚥下、食物を用いる直接訓練などに関わります。一方、造影剤を用いるVFや鼻咽腔内視鏡を用いるVEの実施・診断は医師・歯科医師が担い、看護師や言語聴覚士は準備・観察・訓練に協力します。
選択肢の確認
- a 看護師―嚥下造影検査:看護師は全身管理や食事介助を担いますが、X線透視下で診断するVFの実施主体ではありません。
- b 管理栄養士―食形態の調整:栄養確保と誤嚥リスクの両面から物性・形態を調整する専門職で正しいです。
- c 言語聴覚士―嚥下内視鏡検査:STは評価・訓練に深く関わりますが、内視鏡を挿入して診断するVEの実施主体は医師・歯科医師です。
- d 歯科衛生士―嚥下訓練:口腔機能への働きかけを含む訓練をチーム内で担うため正しいです。
覚えるポイント
管理栄養士=栄養・食形態、歯科衛生士=口腔管理と訓練、医師・歯科医師=VF・VEの医学的検査と整理します。