33PM110|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
栄養サポートチーム〈NST〉における各職種と業務の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・d
正答
a:管理栄養士ー残食の確認、d:歯科衛生士ー口腔健康管理
この問題のポイント
NSTは多職種で栄養状態、摂取経路、食事量、嚥下、口腔環境を評価します。管理栄養士は実摂取量、歯科衛生士は口腔衛生・口腔機能を担当します。
解説
管理栄養士は必要エネルギー・栄養量を算定し、食事内容を調整するだけでなく、配膳量と残食を確認して実際の摂取量を把握します。歯科衛生士は口腔清掃、粘膜・義歯管理、口腔乾燥への対応、咀嚼・嚥下に関係する口腔機能支援を行い、安全な経口摂取と誤嚥性肺炎予防へ貢献します。言語聴覚士は嚥下機能評価と訓練に関与しますが、鼻腔から内視鏡を挿入して診断する嚥下内視鏡検査の実施主体は医師・歯科医師です。経鼻経管栄養チューブの交換は挿入位置確認を伴う医療行為で、作業療法士の固有業務ではありません。
選択肢の確認
- a 管理栄養士ー残食の確認:残食量から実際のエネルギー・たんぱく質摂取量を推定し、食形態や補助食品の調整へ反映します。
- b 言語聴覚士ー嚥下内視鏡検査:言語聴覚士は検査を補助し訓練へつなげますが、内視鏡を挿入して検査する実施主体は医師・歯科医師です。
- c 作業療法士ー経鼻経管栄養の交換:作業療法士は食事動作や姿勢・自助具を支援しますが、経鼻チューブ交換を固有業務とはしません。
- d 歯科衛生士ー口腔健康管理:口腔衛生処置、義歯・粘膜管理、口腔機能支援により経口摂取と感染予防を支えます。
覚えるポイント
NSTでは、医師=病態と方針、看護師=全身・摂取状況、薬剤師=薬剤、管理栄養士=栄養設計と摂取量、リハ職=嚥下・動作、歯科職=口腔健康管理と整理します。