33PM109|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
離乳期と身体の発達段階の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・c
正答
a:離乳初期ー座位がとれる。、c:離乳後期ーコップを使用できる。
この問題のポイント
離乳は月齢だけでなく、頸定、座位、手指操作、口腔運動の発達を確認して進めます。初期には支えられて座れること、後期にはコップ飲みへ移行できることが対応します。
解説
離乳初期〈生後5~6か月頃〉の開始目安には、頸がすわり、寝返りができ、5秒以上座れるなど姿勢が安定してきたことが含まれます。中期〈7~8か月頃〉は舌と口蓋で軟らかな食物をつぶす時期で、手指を使って自分で食べる動作はまだ確立していません。後期〈9~11か月頃〉には姿勢と上肢の協調が進み、口唇でコップの縁をとらえる飲み方を練習できます。手づかみ食べを自食行動として安定して行うのは完了期〈12~18か月頃〉の発達に対応します。この時期はスプーンやフォークへも進みますが、細かな両手・指の協調を要する箸の使用は通常もっと後の幼児期です。
選択肢の確認
- a 離乳初期ー座位がとれる。:頸定に加えて支えのある座位が安定することは、離乳開始を判断する身体発達の目安です。
- b 離乳中期ー手づかみ食べができる。:中期は舌と上あごでつぶす段階で、手づかみ食べを自立した摂食動作として獲得するのはより後です。
- c 離乳後期ーコップを使用できる。:姿勢と手指操作が発達し、口唇をコップの縁へ合わせて飲む練習が可能になります。
- d 離乳完了ー箸を使用できる。:完了期は手づかみやスプーン・フォークの練習段階で、二本の箸を協調して扱う能力はまだ十分ではありません。
覚えるポイント
離乳の発達は、初期=頸定・座位と口唇取り込み、中期=舌と口蓋、後期=歯ぐき・コップ、完了期=手づかみを含む自食と幼児食への移行で整理します。