33PM089|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
離乳中期にみられる食物摂取の特徴はどれか。1つ選べ。
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正解: c
正答
c:舌と上あごでつぶす。
この問題のポイント
離乳中期〈生後7~8か月頃〉は、舌が上下運動できるようになり、豆腐程度の軟らかい食物を舌と硬口蓋で押しつぶして食べます。
解説
離乳初期は口を閉じてスプーンから取り込み、舌の前後運動で滑らかな食物を嚥下します。中期になると舌の上下運動が発達し、食物を舌と上あごの間へ挟んで押しつぶします。後期には舌の左右運動で食物を歯槽堤へ運び、歯ぐきでつぶすようになります。歯を使った本格的咀嚼は乳臼歯が萌出し咬合するさらに後です。個々の発達を確認し、月齢だけで硬さを進めないことが重要です。
選択肢の確認
- a 歯を使う。:離乳中期は前歯が萌出していても臼歯咬合はなく、食物粉砕の主体を歯には置きません。
- b 歯ぐきでつぶす。:舌の左右運動が発達して食物を歯槽堤へ送る離乳後期にみられる摂取機能です。
- c 舌と上あごでつぶす。:舌の上下運動により軟らかい食物を硬口蓋へ押し付ける、離乳中期の代表的な処理方法です。
- d 口を閉じて取り込みができる。:スプーンから口唇で食物を取り込む機能は離乳初期に獲得していく基本動作です。
覚えるポイント
初期=口唇で取り込み・舌前後、中期=舌と口蓋、後期=歯ぐき、完了期=歯の萌出に応じた咀嚼、と発達順に整理します。