31AM055|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
11歳の男児。上顎前歯部の凸凹を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.19)を別に示す。 Hellmanの歯齢はどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:ⅢB期
この問題のポイント
写真では永久切歯と第一大臼歯の萌出後、犬歯・乳臼歯が永久犬歯・小臼歯へ交換している側方歯群交換期です。
解説
Hellmanの歯齢では、永久第一大臼歯と切歯が萌出して前歯交換が進む段階の後、犬歯・乳臼歯が永久犬歯・小臼歯へ交代する時期をⅢB期とします。画像は11歳で、上下顎の永久切歯と第一大臼歯がすでに萌出し、犬歯部の交換がみられる一方、側方歯群の交換がまだ完了していません。これは第二乳臼歯や犬歯の脱落と後継永久歯の萌出が進行する、いわゆる第二交換期の所見です。
選択肢の確認
- a ⅡC期:第一大臼歯と永久切歯が萌出を開始する第一交換期で、本例より早い段階です。
- b ⅢA期:永久切歯・第一大臼歯の萌出が一段落し、側方歯群交換が本格化する前の安定期です。
- c ⅢB期:犬歯・小臼歯など側方歯群の交換中という写真と年齢に一致します。
- d ⅢC期:第二大臼歯の萌出が進み、永久歯列完成へ向かう本例より後の段階です。
覚えるポイント
Hellman歯齢はⅡC=第一交換期、ⅢA=前歯・第一大臼歯萌出後、ⅢB=側方歯群交換、ⅢC=第二大臼歯萌出期と流れで覚えます。