34AM048|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
48歳の女性。上顎前歯部の審美不良を主訴として来院した。診察の結果、オールセラミッククラウンを製作することになった。クラウン製作時の一過程の写真を別に示す。 目的はどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:適合性の確認
この問題のポイント
クラウン製作途中の試適写真が、何を確認する操作かを器材・部位から判断します。
解説
写真はクラウンを支台歯へ試適し、フィットチェッカーなどの適合試験材を介在させて内面の干渉や辺縁適合を確認する過程です。試験材が極端に薄い・抜けた箇所は内面が強く接触する部位で、適切に調整して完全な着座を得ます。辺縁の不適合は二次う蝕、セメント溶解、歯周組織炎症の原因となり得るため、装着前の確認が不可欠です。咬合採得は上下顎関係を記録し、発音検査は試適時の音を評価し、色調確認にはシェードガイドや周囲歯との視覚比較を行うため、目的が異なります。
選択肢の確認
- a 咬合採得:咬合材などで上下顎関係を記録する操作です。
- b 発音検査:前歯位置や義歯形態が構音へ及ぼす影響を発音で確認します。
- c 適合性の確認:試験材で内面の強接触・辺縁適合を確認するため正しいです。
- d 歯冠色調の確認:シェード選択や色調試適の操作で、適合試験材の目的ではありません。
覚えるポイント
補綴物の試適では内面適合・辺縁・隣接接触・咬合・色調を、それぞれ適切な方法で分けて確認します。