34PM046|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
25歳の女性。前歯部の審美不良を主訴として来院した。上顎左側側切歯の欠損に対してインプラント治療を行うことになった。補綴装置の製作過程の写真を別に示す。矢印で示す開口部分の目的はどれか。1つ選べ。

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正解: d
正答
d:印象用コーピングの操作
この問題のポイント
インプラントのオープントレー印象で、個人トレーに設けた開口部の役割を問う問題です。固定スクリューへアクセスします。
解説
オープントレー法では、インプラントへスクリュー固定した印象用コーピングを印象内へ取り込んで位置を正確に移します。トレー開口部からコーピングのスクリューへアクセスし、印象材硬化後に口腔内でスクリューを緩めて、コーピングごと印象を撤去します。複数インプラントや角度のある症例でも位置関係を再現しやすい方法です。
選択肢の確認
- a 印象材の注入:印象材はトレーおよび周囲へ注入し、開口部の主目的ではありません。
- b 印象材の剝離防止:接着材やトレー保持孔の役割とは異なります。
- c 印象圧のコントロール:スペーサーやリリーフで調整します。
- d 印象用コーピングの操作:スクリューを開口部から締結・解除するため正しいです。
覚えるポイント
オープントレーはコーピングを印象内に取り込むピックアップ法、クローズドトレーは撤去後にコーピングを印象へ戻します。