34AM049|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
欠乏により貧血の原因となるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・d
正答
a:葉酸、d:ビタミンB12
この問題のポイント
DNA合成に関与し、欠乏すると巨赤芽球性貧血を起こすビタミンを選びます。
解説
葉酸とビタミンB12は核酸合成に必要で、欠乏すると骨髄で赤芽球の核成熟が障害され、巨赤芽球性貧血を生じます。口腔では舌乳頭萎縮、舌痛、粘膜変化を伴うことがあります。ビタミンB12欠乏では末梢神経障害など神経症状を伴い得る一方、葉酸だけを補充すると貧血が改善してもB12欠乏の神経障害が進行する可能性があるため鑑別が重要です。ビタミンAは上皮・視覚、ビタミンCはコラーゲン合成に重要ですが、典型的な巨赤芽球性貧血の組合せではありません。
選択肢の確認
- a 葉酸:DNA合成に必要で、欠乏により巨赤芽球性貧血を起こすため正しいです。
- b ビタミンA:欠乏では夜盲や上皮障害が中心です。
- c ビタミンC:欠乏では壊血病、出血傾向、創傷治癒遅延がみられます。
- d ビタミンB12:欠乏で巨赤芽球性貧血と神経症状を起こし得るため正しいです。
覚えるポイント
葉酸・B12=DNA合成障害→巨赤芽球性貧血。B12欠乏では神経症状が鑑別点です。