34AM050|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
59歳の女性。口渇感と舌の違和感を主訴として来院した。6か月前から自覚していたが様子をみていたところ、1か月前から水がないと食事がしにくくなったという。初診時の口腔内写真と検査に用いた器材の写真を別に示す。検査はどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:サクソンテスト
この問題のポイント
ガーゼを一定時間咀嚼して重量増加を測る唾液分泌量検査を器材写真から同定します。
解説
サクソンテストは乾燥重量を測ったガーゼを一定時間咀嚼させ、唾液を含んだ後の重量との差から刺激時唾液分泌量を評価する検査です。口腔乾燥感や水なしで食べにくいという症状の客観評価に用いられます。ガムテストも咀嚼刺激唾液を測りますが、ガムを噛んで容器へ吐き出し容量を測る点が異なります。シルマーテストは濾紙で涙液量を測る眼科的検査です。唾液分泌量は薬剤、脱水、全身疾患、時間帯などの影響を受けるため、症状、口腔所見、服薬歴と合わせて評価します。
選択肢の確認
- a 味覚検査:濾紙ディスクや電気味覚計などで味覚閾値を評価し、ガーゼ重量は用いません。
- b ガムテスト:ガム咀嚼後に採取した唾液量を測る別の刺激唾液検査です。
- c サクソンテスト:ガーゼの重量増加で唾液量を測るため正しいです。
- d シルマーテスト:涙液分泌量を濾紙の湿潤長で評価します。
覚えるポイント
ガーゼを噛んで重量差=サクソン、ガムを噛んで吐出量=ガムテスト、濾紙で涙=シルマーです。