34AM051第34回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

32歳の男性。口唇の異常を主訴として来院した。最近仕事が忙しく 強い疲労感を自覚しているという。2日前から下唇の違和感を自覚していたが様子をみていたところ、昨日から疼痛を自覚するようになったという。口唇ヘルペスと診断された。初診時の顔貌の一部の写真を別に示す。 本疾患の特徴はどれか。2つ選べ。

34AM051の問題画像
2つ選択
解答・解説を見る

正解: b・c

正答

b:小水疱はびらん・痂皮を形成、c:初期に灼熱感・掻痒感

この問題のポイント

再発性口唇ヘルペスの原因ウイルス、前駆症状、皮疹の経過を理解します。

解説

口唇ヘルペスの多くは単純ヘルペスウイルス1型〈HSV-1〉によります。初感染後に三叉神経節へ潜伏し、疲労、発熱、紫外線、心理的ストレスなどを契機に再活性化します。発疹前に灼熱感、むずむず感、掻痒感などの前駆症状があり、口唇周囲に集簇する小水疱が出現します。水疱は破れてびらんとなり、やがて痂皮をつくって治癒します。感染性があるため手指衛生と接触回避を説明し、歯科の待機的処置は病期と緊急性を考えて判断します。

選択肢の確認

  • a 強い神経痛様疼痛:帯状疱疹では重要ですが、典型的口唇ヘルペスの主徴ではありません。
  • b 小水疱は破れてびらん・痂皮を形成:典型的な皮疹経過なので正しいです。
  • c 初期には灼熱感、掻痒感を伴う:再発の前駆症状として正しいです。
  • d 2型HSVが主原因:口唇ヘルペスは主にHSV-1であり誤りです。

覚えるポイント

口唇ヘルペスはHSV-1・神経節潜伏・前駆感覚・集簇水疱→びらん→痂皮と整理します。

関連問題

34AM05034AM052
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)