31AM064|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
小窩裂溝塡塞の適応はどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・c
正答
a:盲孔、c:中心結節
この問題のポイント
小窩裂溝塡塞は、清掃困難な発育溝・小窩へレジンを封入してう蝕を防ぐ処置です。歯冠の陥凹・隆起周囲にある停滞部を選びます。
解説
盲孔は上顎側切歯舌面などにみられる深い小窩で、歯ブラシ毛先が届きにくくプラークが停滞するためシーラントの適応になります。中心結節〈dens evaginatus〉は小臼歯咬合面などの過剰結節で、その基部周囲の裂溝もう蝕リスクが高く、結節内歯髄を傷つけないよう咬合・破折リスクを評価しつつ周囲を封鎖します。根面や根分岐部の形態異常は、歯冠小窩裂溝を対象とする処置では管理できません。
選択肢の確認
- a 盲孔:深く清掃困難な歯冠小窩で、う蝕感受性が高いため塡塞の適応です。
- b 根面溝:歯根面の縦溝で、歯周炎・根面う蝕の局所因子ですが通常の小窩裂溝塡塞対象ではありません。
- c 中心結節:結節基部の裂溝へ予防的封鎖を行えるため正しいです。
- d エナメル突起:セメントエナメル境から根分岐部へ伸び、歯周付着を妨げる形態で、シーラントの適応ではありません。
覚えるポイント
シーラントは健全〜初期の深い歯冠小窩裂溝が対象。盲孔と中心結節基部は適応、根面溝・エナメル突起は歯周局所因子です。