31AM065|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
初診時と歯周治療終了時の同一歯に対する歯周組織検査の図を示す。 アタッチメントゲイン(mm)はどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b:2 mm
この問題のポイント
アタッチメントレベルは、動く歯肉辺縁ではなく固定点のセメントエナメル境〈CEJ〉からポケット底まで測ります。前後の値の差がゲインです。
解説
図のプローブ目盛りは3 mm間隔です。初診時はCEJからポケット底までが2目盛りと約1 mmで、臨床的アタッチメントレベルは7 mmです。歯周治療終了時は歯肉退縮がみられるものの、CEJからポケット底までは2目盛りより約1 mm短い5 mmです。したがって、ポケット底が歯冠側へ移動して得られたアタッチメントゲインは7−5=2 mmです。PPDだけを比較すると歯肉辺縁の移動も含むため、固定基準点CEJで計算します。
選択肢の確認
- a 0 mm:治療後はポケット底がCEJに対して歯冠側へ移動しており、アタッチメント変化なしではありません。
- b 2 mm:初診時7 mmから終了時5 mmへ改善した差であり正答です。
- c 4 mm:PPDの減少量と歯肉退縮を混同すると生じ得ますが、CEJ基準の差とは一致しません。
- d 6 mm:プローブの2目盛りをそのまま差と解釈した値で、両時点のCALを計算していません。
覚えるポイント
CAL=CEJからポケット底、ゲイン=初診CAL−治療後CAL。PPD減少にはアタッチメント獲得と歯肉退縮の両方が含まれます。