31AM067|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
15歳の女子。前歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.24)を別に示す。 PMA index(前歯部法)の下顎のスコアに最も近いのはどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b:6点
この問題のポイント
PMA index前歯部法では、炎症のある歯間乳頭P、辺縁歯肉M、付着歯肉Aの単位数を下顎前歯部で数えます。画像の炎症範囲を実見します。
解説
写真の下顎前歯部では、歯間乳頭から辺縁歯肉に限局した発赤・腫脹が複数箇所にみられますが、根尖側の付着歯肉まで連続するびまん性炎症は認めません。PとMの炎症単位を合計するとおよそ6であり、選択肢では6点が最も近い値です。PMA indexは炎症の強さではなく、前歯部のどの歯肉単位まで炎症が広がっているかを記録するため、色調だけでなく乳頭・辺縁・付着歯肉の解剖区分を追って数えます。
選択肢の確認
- a 2点:写真では左右の複数乳頭・辺縁部に発赤があり、二つの炎症単位だけでは過小評価です。
- b 6点:下顎前歯部で確認できるPとMの炎症単位の合計に最も近く、正答です。
- c 10点:付着歯肉へ及ぶ広い炎症を含めて数えた値に近く、写真所見より多すぎます。
- d 17点:下顎前歯部のP・M・Aすべてが炎症を示す最大値で、健康色の付着歯肉が残る本例には合いません。
覚えるポイント
PMAはP=乳頭、M=辺縁、A=付着歯肉。下顎前歯部の最大17点と、炎症がAまで波及しているかを確認します。