31AM072第31回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

保育園の5歳児クラスでフッ化物洗口を行うことになった。園児に説明をするために作成した媒体の一部を図に示す。 ②の目的はどれか。2つ選べ。

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2つ選択
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正解: a・d

正答

a:誤飲の防止、d:う蝕予防効果の向上

この問題のポイント

図②は、上を向いてガラガラうがいをせず、口を閉じたまま頬を動かしてブクブク洗口する説明です。液の行き先と歯面接触を考えます。

解説

フッ化物洗口では規定量を口に含み、頭を大きく後屈させず、口唇を閉じて頬を左右に十分動かします。ガラガラうがいのように咽頭へ液を送ると嚥下しやすいため、図の禁止表示は誤飲を防ぐ意味があります。またブクブク動作により洗口液が頬側・舌側・隣接部を含む歯面へ行き渡り、フッ化物がエナメル質へ接触するので予防効果を高めます。5歳児では事前に水で吐き出し練習をし、監督下で実施します。

選択肢の確認

  • a 誤飲の防止:液を咽頭へ流す上向きのガラガラうがいを避けるため、飲み込みを防げます。
  • b 口腔粘膜の保護:所定濃度・時間の洗口液は口腔粘膜へ接触して用いるため、粘膜遮蔽が②の目的ではありません。
  • c 溶液の毒性低下:頭位や頬の動きで薬液濃度・化学的毒性は変化しません。
  • d う蝕予防効果の向上:ブクブクして全歯面へ液を行き渡らせ、フッ化物接触を確保するため正しいです。

覚えるポイント

幼児の洗口指導は口を閉じてブクブク→下を向いて吐き出す→飲み込まない。水での練習と監督を先に行います。

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